ラオス首都ビエンチャン~世界遺産の古都ルアンパバーンへ

一国の首都とは思えないほどビエンチャンは小さな町でした。この町を通過する観光客が落としていくお金でどうにか成り立っているように見えました。いつものようにホテルではなく適当にゲストハウスを借りました。その後自転車をレンタルして町を探索しましたが、これといった観光名所もありませんでした。刺激を受けたのは、しなびれたマーケットです。その市場のみすぼらしさには言葉を失いました。売り物だかゴミだかわかないようなものまで並んでいるのです。

ビエンチャンのマーケット

ビエンチャンのメコン川土手では、日が沈む頃から簡易なテーブルと椅子が並べられ、メコン川の恵みを味わうことができます。各テーブルを小さなランプが燈し、大河メコンを月明かりが燈します。幻想的なこの空間は今回の旅の中で1番か2番を争うほど、僕のお気に入りの場所となりました。翌早朝、トゥクトゥクに声をかけビエンチャン中心部から30分ほど離れたローカルのバスターミナルに向かいました。険しい山奥にひっそりと佇む世界遺産登録の古都ルアンパバーンへ行くためです。チケットは前日にレンタルした自転車でここまで買いにきていました。

バスターミナルのお土産屋さんでは、小学生くらいの女の子3人が店番をしていました。前日にチケットを買いにきたときも同じ子がいたので、毎日お手伝いをしているのでしょう。僕がお店に入ると大きな袋を両手で広げて持って、後ろから笑顔でちょこちょこついてきます。とても愛らしいのでついついいらないものまで買ってしまいます。バスの出発まで時間があったので、この子たちにラオス語の挨拶を教えてもらいました。僕の乗るバスがルアンパバンに発つとき、窓から外を眺めているとバスが見えなくなるまでずっとこちらに向かって手を振ってくれていました。

【コラム ルアンパバーンへの道のり】
バスは休憩を挟んで永遠10時間山道の急カーブをアップダウンしていきます。ラオスの国土のほとんどが山岳地帯なのです。エアコンの効いたビップバスでも、料金は日本円で1000円くらいで安いのですが、酔いやすい方はラオス航空を使った方が無難です。気分が悪くなってもどす乗客が続出していました。また、揺れがかなり激しいので、バスの車内は物やらゴミが散乱します。それに加え、このルアンパバーンに向かう山道では、いまだに山賊が出没して荷物を持っていってしまうそうです。とはいっても滅多に出会うこともないので、もし遭遇したらいい経験をしたと諦めましょう!

ビエンチャンバス停のお土産屋さん

Copyright 2006 バンコク発タイ・ラオス旅行記 All rights reserved.